【仮想通貨のパフォーマンス比較】主要通貨の中で1番安定して高いのはどれ?
はじめに
2018年から継続して元気のない仮想通貨たち。ただ、その値動きは実際どうなんでしょうか。本日は主要通貨のパフォーマンスを比較します。
今回選んだのはXRP(個人的に推し)、ビットコイン(以下、BTC)、イーサリアム(以下、ETH)、ビットコインキャッシュ(以下、BCH)です。
また、今回の比較ではドルベースのチャートを使用してます。
(一部の通貨で円ベースがなかったことや、ノイズのようなスパイクが見られたので)
主要通貨について、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、長期チャートのパフォーマンスを確認ししていきます。
各グラフはXRP:青色、BTC:橙色、ETH:赤色、BCH:黄色で色分けしています。
1ヶ月間のパフォーマンス
- 1月10日の大きな下落は仮想通貨ETFが金融庁によって否定されたためです。
- 1月28日の下落開始地点で、米国株式市場も下落していた模様。米テック株と相関性が高いとも言われていますね。ホントかな〜?
- 1月30日のXRP上昇はSWIFTがR3のcordaの使用に言及したからです。提携期待からのage!!
【結果・所感】
この1ヶ月を見ると、どの主要通貨もー20%以上です。ただし、BTCやXRPはまだましな方でした。
3ヶ月間のパフォーマンス
- 2018年11月からBCHのハッシュ戦争によりBTC含め仮想通貨界隈は大幅下落しました。
【結果・所感】
下落率が最もましなのはXRPでした。それでもー40%。
こんな争いしていたら、投資家なんて参入しないわな(笑)
6ヶ月間のパフォーマンス
- 9月中旬からのXRPの高騰は10/1-2に開催されたSWELLの期待上げでした。このSWELLでは元アメリカ大統領のビル・クリントン氏が登壇し、とても期待されていましたね。そしてこのSWELLでxRapidの商業化が報告されました。私もリアルタイムでチェックしていたので興奮したのを覚えています。複数の国際送金業者(MercuryFX、Cuallix、Catalyst Corporate Federal Credit Unionなど)がxRapidを採用したことを発表していました。
- 11月上旬のXRPの高騰は、市場評価の改善(各機関の格付ランク上昇など)、有価証券問題の進展、XRP基軸化の拡大などが評価されてのこと。
- 11月上旬のBCHの上げは、11月15日に予定されていたハードフォークに向けたものでした。
【結果・所感】
6ヶ月間で見ると、XRPは意外と落ちていないんですね。XRPは−10%ほどで、最もパフォーマンスが良かったです。(ただ、あくまでマイナスですが)。9月の高騰は私も期待していましたし、実際にXrapidの商用化は素直に嬉しかったです。
BCH(−80%)やETH(−70%)は悲惨ですね。。。
2017年10月(高騰前)〜現在のパフォーマンス
- ピークトップが最も左側にあるのがBTCですね。その後、BCH、XRP、ETHと続きます。この頃は高騰する時はだいたいBTCにお金が集まり、そしてアルトコインに順に流れるという非常にわかりやすい動き方してました。
- 最もピークが大きかったのがXRPです。それだけ高騰したということですね。どこかのタイミングでもう一度再現されてほしいです(笑)
- 2018年になってバブルがはじけて以降は、ひたすら下落でした。現在もテーリング中です。
【結果・所感】
ただし、このグラフからは面白いことも分かります。バブル前後でXRPだけパフォーマンスが正なのです。現状、約+10%です。BTCは−20〜−30%、ETHやBCHは−60〜−70%であることを考えると、結構すごいことですよね。
なんなら我らがS&P500のパフォーマンスとも比較して見ましょう。
- ベースラインに見えるのがS&P500です。仮想通貨と比べると、安定していますね。ボラがなさすぎます。
- S&P500はXRPと同等くらいです。どう考えても世間での仮想通貨の扱いは負けとか詐欺とかバブル崩壊とか散々ですが、この結果は考えようによっては面白いのではと思っています。
最後に
私は2017年の9月ごろからXRPに投資をはじめました。そのくらいの時期かな?XRPは高騰前に18〜22円をずっとフラフラしていた時期がありました。コインチェックの掲示板でリップラー(XRPホルダー)は機会損失だと言われていたことをまだ覚えています。そのやりとりを見ていた時に、リップラーは他の通貨に浮気をしない、謎な職人気質を持っている人達なんだと勝手に親近感を持ちました(笑) そして私も一応研究に携わる端くれとして、自分の信じたことには信念を持っていたいと思っています!笑
おそらくXRPを未だに持っている人は、XRPの技術や将来性に惚れ込んでいるのでしょう。私はそうです。(または額が少なくて投資したことを忘れているか)。そのようなコミュニティーがある通貨は、投げ売りされても最後のラインはなかなか割れないと思うのです。
そして何より現実社会で実用化に向けて着実に前進している様子もわかるので、この価格が下振れないのも納得できますよね。