"マドギワ" サラリーマン研究員の日常

妻子持ちマドギワ企業研究員が経済的自由の達成を目指して投資に挑戦しています。子育てや仕事についても綴ります。

経済的自由への近道は?〜仮想通貨(XRP)について〜

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仮想通貨とアマゾンは一緒??

 

前回のエントリーでは、S&P500連動指数を買い進めるという話をしましたが、一部で仮想通貨にも投資を行なっています。全資産の7%ほどなので、対した金額ではありませんが。

仮想通貨はブロックチェーンなどの分散型台帳技術(DLT)を利用した画期的なエコシステムですが、2017年末からの果てしない高騰と2018年の大暴落もあり、投資という観点から見ると、世間の目は厳しいです。ビットコインは本日の売買価格が375,042円なので、過去最高額2,227,388円から考えると80%以上下落したことになります。恐ろしいですね。

アルトコインはさらに酷く、90%以上下落しているものも多くあります。

 

その中で、私はいまだにRipple社のXRPを強く信じています。

XRPの年間チャートをビットバンクからコピーしてきました(Figure 1)。

2017年末をピークに2018年は大暴落し、現在はテーリングのさなかです。

ただし、この値動きだけでXRPが終わったというのは安直すぎます。

 

 

https://www.tradingview.com/x/TCa1rXly

Figure 1. XRPチャート

  

Figure 2にはある銘柄のチャートを示しました。どこの会社か分かりますか?

2000年12月に$113となりますがその後価格が下落し、2001年10月には$5付近付近まで90%以上暴落します。

Figure 1のXRPチャートと比較すると、山の形状はよりブロードですが、下落率は同等です。こんな状況の株を持っていたら、泣きたくなります。

 

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Figure 2. アマゾン株(1996-2002)

 

この銘柄は何でしょうか。そう、答えはアマゾン株です。Figure 3にはアマゾン株の全体を示しました。

アマゾンは2000年に起きたITバブル崩壊により株価が大きく下落したものの、それ以降は上昇し、現在は時価総額世界トップクラス(現在は3位です)です。

今から19年前の2000年10月に買っていた人は300倍以上になっている計算になります。

すごい・・・今から考えれば当時の価格変動は誤差ですね。

 

 

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Figure 3. アマゾン株 全体

 

当然、ITバブルが崩壊した際には多数のIT関連企業が倒産したようです。グーグルやアマゾン、イーベイなどの本物の企業のみが生き残ることができました。

(ちなみにソフトバンクもITバブルで株価が100分の1まで下がっています。。よく復活できました、さすが孫社長です。)

 

アマゾン株が教えてくれたことと、XRPへの期待

 

このアマゾン株が教えてくれることは、相場が崩壊したとしても全ての銘柄が消えることはなく、中には暴落以前の過去最高を更新する銘柄もあるということ。本物を見分けることができるのならば、暴落は好機な状況ということです。一般的に、多くの技術変革の影響力は短期的には過大評価され、長期的には過小評価される傾向にあります。画期的なアイデアと言うのはとても不安定なものです。それは企業の研究所でもそうです。社内では評価されず、後に外部から評価されるという馬鹿げたことも沢山あります(泣

 

それでは仮想通貨に当てはめるとどうなるでしょうか。

私としては特にXRPに期待をしています。期待している点を以下に列挙します。

 

ユースケースが明確

仮想通貨はその大半が信頼の他に潜在的価値を持ちません。これが株などと異なる点で、投資という観点から見て引っかかるところです。一方でXRPはブリッジ通貨などアプリケーションが明確であるため、価値の根拠を実体経済から見出すことができるのではないかと思っています。(どのように試算すれば良いのかは曖昧な部分は多々ありますが。。)

また、国際送金市場は年間約70兆円と規模が大きく、コストや・送金速度など改善の余地が多々ある魅力的な市場というのも大きいです。

 

開発進捗が明確

ブリッジ通貨としての使用に向けて、Ripple社はすでにXrapidをリリースしています。未だに銀行に搭載されていないようですが、技術提携・共同開発しているところはあります。また、国際送金会社のいくつかでは既に商用利用が開始されていますし、パイロット試験や採用を言及している会社も多数あります。また、取引所関係で言うと、XRP基軸化の流れにあり、Xrapidに対応可能な取引所も複数あることから、今後のさらなる拡大が期待されます。

 

競合技術との優位性・協働性

世界最大の決済機関はSWIFTです。Ripple社のXrapidが使われる場合を考えると、SWIFTの既存システムからの切り替えにどの程度のコストがかかるのか、そのコストは誰が持つのかが問題になると考えていました。例えば国際決済をする銀行が持つのか、送金依頼する企業になるのか、はたまたRipple社なのか。その意味で、競合との優位性を明確にしつつ、可能であればSWIFTと提携することが大量採用への近道になるはずです。

一方のSWIFT社は、フィンテック化やブロックチェーンの台頭に対抗すべく、国際決済の構造改革としてノストロ口座のリアルタイム残高調整や管理など、新たな国際決済サービス「SWIFT GPI(Global Payments Innovation)」に取り組んでいます。

そして最近、SWIFT GPIにブロックチェーンコンソーシアムR3のCordaを接続するPoC(概念実証)に着手する意向がSWIFT社より示されたようです。

R3のCorda Settlerには、仮想通貨XRPが採用されているため、国際的に大きなシェアを持つSWIFTにXRPが使われるかもしれないと期待できます。

 

将来ビジョンに共感

色々書いてきましたが、これが一番かもしれません。XRPはIoV(価値のインターネット)というスローガンのもと開発を行なっています。IoT(モノのインターネット)は5Gなどとセットで話題に登ることが多くなりましたが、同様に価値すらもインターネット上に載せてしまおうということです。グローバル化が急速に進展する現在、出稼ぎ労働者やグローバル企業の国際送金の低コスト・リアルタイム化のみでなく、きっと新たな送金需要も喚起されるはずで、そこには新しい市場が創造されているはずです。

そして価値が高速に移動する場合、対価になるもの(情報やモノ)も高速・大量に動くことになるでしょう。

次世代通信システムの性能向上、ロジスティックの合理性の追求(ロボットなどオートメーション化)、輸送方法の改良(軽量化・環境規制など)などは関係ないように見えてセットにならないといけない分野なように思います。

XRPの将来ビジョンが実現した際は、世の中は間違いなく進歩していて、これまで見たことのないような景色が広っているような気がします。

 

まとめ

これらの理由が暴落したにも関わらずXRPをホールドしている理由になります。

近い将来、きっとまた価格上昇に転じてくれると勝手に信じています。

将来の価格フォーキャストなどは後日まとめて載せたいと思います。

 

 

 

 

 
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