"マドギワ" サラリーマン研究員の日常

妻子持ちマドギワ企業研究員が経済的自由の達成を目指して投資に挑戦しています。子育てや仕事についても綴ります。

S&P500と同様に、幾度となく復活してきたビットコイン!

S&P500などに投資しているアメリカ株投資家は仮想通貨にあまり興味がないかもしれません。これはなんとなくの持論です。

まあ長期投資の代名詞vsハイボラ投機という切り口では共通点がなさそうというのもなんとなく分かりますが。

でも大暴落から幾度となく復活してきたという歴史は、S&P500とビットコインで共通しています。

 

アメリカ株投資家はS&P500などのチャートを見ながら「過去何度も大きな暴落を経験してきたが、世界を制するアメリカ経済は必ず復活した!!」といっている人が多いと思います。長期投資家からの信頼感は抜群で私も実際にそうです。S&P500連動投資信託へ積立投資を行なっていて、現在も今後も投資の軸にしたい指標ですもん。

昨今の貿易戦争により株価は下落基調であるものの、過去の価格推移を考慮すると今は買い場だと強気でいれます。まあ実際に増額投資するかというとそれはポートフォリオ次第なのでなんとも言えませんが、平均取得単価を下げるための良い機会と捉えています。

それはやっぱり何度となく復活してきた歴史があるから。

 

でも歴史だけみれば、ビットコインをはじめとする仮想通貨も同じです。

 

実際にS&P500の価格推移を確認してみましょう。

パッと見分かりずらいかもしれませんが、下はS&P500の価格推移。みんな飽き飽きしているかもしれませんが。

1970年1月11日〜2019年5月19日の週間終値の推移です。なので横軸は週です。縦軸は対数軸です。

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片対数グラフだけど近似曲線は綺麗な直線です。R2も1に近いのでとても綺麗ですね。

この期間の価格が指数関数的に推移していることを表しています(普通のグラフにして長期で見れば確認できますが)。

この近似曲線を将来に向けて外挿すれば価格予測できるかもしれません。

最近の不透明感満載な市場も、このグラフのインパクトで辛い時期も乗り越えられそうです。

 

ちなみに日経平均は。。。

1984年1月4日〜2019年5月19日の週間終値の推移です。先ほどと同じく横軸は週。縦軸は普通軸。(S&P500の対数軸とは違うところに注意!)

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日経平均はバブル期のピークを未だ越えられていないんですよね・・・

対数グラフにする意味もなく、ここから何かを言及するつもりもないのですが失われた30年間というのがアメリカ株と比較するとよく分かります。指標買いの場合では日本株式は魅力あまりないです。

 

じゃあ、タイトルにもあるように仮想通貨はどうなのかという話です。ここが本エントリーの本質です。

BTCのチャート。こちらも2010年7月17日〜2019年5月19日の週間終値の推移です。横軸は週。縦軸はドルベースの価格を対数軸で表記。

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こうやってみるとS&P500とチャート形状がとてもよく似ていることに気がつくと思います。R2は0.87とS&P500ほどではないですが、近似線として直線で表記できます。

価格は指数関数的に上昇していることを示していますな。

そして何より注目しないといけないことは、BTCもS&P500と同様に何度となく大暴落を経験し、その度復活しているということ。このグラフだと50週目、150週目、200週目、400週目(ここは最近ですね)の少なくとも4回は大きな下落が発生しています。

そして過去3回はそれを乗り越えて価格上昇し、現在は4回目の下落からの復活を目指しているところ。

 

近似曲線の傾きはS&P500と比べて桁違いなBTCですね。何度となく復活してきた歴史を重視するだけならBTCにかけた方が効率的と言えます。

ちなみにS&P500とBTCの上記グラフ期間での価格伸長率を1年間(52週)で比較すると下記のような感じ。

BTCが圧勝していますね。

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まあ、株クラの人はハイボラの仮想通貨に対して投機というレッテルを貼る人もいると思うけど、、、

S&P500と同様に、BTCも過去幾度とあった暴落を耐え価格を伸ばしてきた歴史は軽視すべきでないと思う。。

アメリカ経済もBTCも将来は誰にも分かりませんが、見込みだけで言えばBTCも捨てたもんではないというのが私の考え(私は持っていないけど笑)。

BTCはじめ仮想通貨は価格決定プロセスに謎が多い点は否定できないけど(対して株式市場の価格決定背景はある程度説明できるけど)、メジャーコインはもうなくならないでしょ。

BTCは資産逃避先としてゴールドの代替も狙えると思うし、事実最近もそのような動き方をしているのかな。

保有しているXRPもキャッシュレスの風潮、IoVなどの社会的なニーズも合間って今後もっと注目されると期待しています。

時価総額が小さいのでボラは大きいので、大きな額を投資する必要はないのですが、ポートフォリオに一部組み込んでおくと面白いと私は信じています(笑)

 

そんなこんなで暴落から復活したのはアメリカ株だけじゃなく、BTCだってそうだよというのを伝えたかったエントリーでした。

 

そいじゃ!!

 

 

 

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